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ためしてガッテン 咳が止まらないのは胃酸が原因?
戦後、日本人の「胃酸を出す細胞」が1.35倍に増えていることが判明しました。
原因は食生活の変化が考えられるそうです。
その影響もあって胃酸が食道まで逆流する“逆流性食道炎”が激増!
胃酸が喉まで逆流して炎症を起こすことにより喉に違和感や咳などと言った症状が出ます。また、歯が溶けるといった症状も。
消化器官の病気だと思っていたら他の器官にも悪さをするのです。
原因がわかったら対処の仕方を見てみましょう。
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎とは胃液が食道に逆流することで現れる症状のことです。
本来は食道と胃の間の筋肉が収縮していて逆流することはありません。
しかし
1,加齢による胃や食道の筋力の衰え
2,脂肪分の摂りすぎが胃や食道の筋力を弱化
3,姿勢が悪いと胃が圧迫されて胃液が逆流しやすい
などの原因によって逆流性食道炎が発症します。
逆流性食道炎の症状
胸焼け、ゲップがよく出る。喉に違和感。咳が出る。お腹に膨満感。
これらの症状があれば逆流性食道炎の疑いありです。
逆流性食道炎の診断
心当たりがあったら病院を受診しましょう。
必ず内視鏡検査をするという病院もありますが、他に重大な病気の症状等が疑われない限り患者の症状を訊いて病名を診断しているようです。
逆流性食道炎の治療
治療は主に投薬治療になります。胃酸を抑える薬。消化管運動亢進薬。制酸剤などが処方されます。
逆流性食道炎にならない生活習慣
避けるべき食べ物
高脂肪食(揚げ物)
柑橘系ジュース
玉ねぎ
炭酸飲料
香辛料
アルコール
コーヒー
餅
あんこ
饅頭
喫煙
食べ過ぎに注意
食べてすぐ横にならない
姿勢を良くする
お腹をベルトで締めすぎない
肥満に注意
上半身を少し高めに寝る。
油はオリーブオイルにする
咳が止まらないのは胃酸が原因のまとめ
胃酸(逆流性食道炎)が原因で咳や歯が溶けるなどの思いがけない症状が出ることがわかりました。
気をつけなければいけない生活習慣を見ると思い当たることばかり。
高齢になることが逆流性食道炎の原因になるなら誰にでもリスクが有るということです。
できることから始めてみましょうね。