NHKのキラーストレス特集で マインドフルネスのやり方を紹介していました。
マインドフルネスの正式名は「マインドフルネス・ストレス低減方」と言います
簡単に言うと「宗教色を排除した瞑想」というとわかりやすいと思います。
「目を閉じて今の自分に注意を集中する」どうしてこんなことがストレスの低減に役立つのでしょうか?
Contents
現代のストレスと「マインドワンダリング」
人がストレスを感じている状態には2つ有ります。
一つは直接ストレスを受けている状態。
もう一つはストレスを受けた過去を思い出したり、未来のことを思い悩んだりしている状態。
この記憶と想像力がストレスを生み出している状態のことを「マインドワンダリング」(心の迷走)と呼んでいます。
この直接のストレスとマインドワンダリングによって絶え間なくストレスに晒されている状態が現代のストレスなのです。
研究者によると生活時間の47%がマインドワンダリングの状態だということです。
マインドワンダリングを断ち切るマインドフルネス
マインドフルネスは過去と未来を断ち切って今現在に注意を向けます。
このマインドフルネスの8週間のプログラムを実行した結果、体の不調は35%改善し、心の不調は40%の改善がみられたそうです。
また人間の感情を司る海馬は5%の増加、ストレスホルモンの放出に関係する扁桃体は5%の減少がみられました。
また、このマインドフルネスは過去の幼少期にあったストレスにも効果的であったと報告されています。
マインドフルネスのやり方 NHKスペシャル「キラーストレス」で紹介された方法
※注意点 呼吸の長さをコントロールしないようにしてください。
長くても短くても良いのでご自分の体に任せてください。
1、体の力を抜き、背筋を伸ばして座る
2、体と呼吸に注意を向け、その様子を感じる。
胸の膨らみ、縮み。鼻を通る呼気。
今この瞬間の体や呼吸の感覚を意識します。
3、雑念が浮かんできても考えない。
また体と呼吸に注意を向けます。
4、空気の動き、部屋の広さ、周りの空間に注意を向け、今の瞬間を見守ります。
5、この状態を10分続け、時間になったら目を開けます。