カンボジア代表のマラソン選手として猫ひろしこと滝崎邦明さんが紫色のユニフォームを着て開会式の入場行進をしている様子がテレビに映しだされました。
http://rio.headlines.yahoo.co.jp/rio/hl?a=20160806-00000045-nksports-spo.view-000より引用
おまけに日本の代表選手が猫ひろしさんといっしょに写真をとっている様子も見られましたね。
いよいよ開幕したリオ・オリンピックです。
日本の選手の活躍はもとより猫ひろしさんのことも気になります。
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猫ひろしがカンボジアに帰化した経緯と黒幕の存在
猫ひろしさんはもともと足が早くジョギングなどを趣味としていましたが、TBSテレビの特番『オールスター感謝祭』に初めて出演した際、番組の恒例企画である赤坂5丁目ミニマラソンにてその健脚を披露。
これを契機にマラソンを本格的にトレーニングするようになったようです。
その後、ホリエモンこと堀江貴文のネット番組で「猫ひろし再生計画」という企画で「国籍を変えてオリンピックをめざす」というものが有りこれがカンボジアへ国籍を変えるという騒動のきっかけになったようです。
企画を作った黒幕が何人か存在し、ビジネス展開を考えていたようなのですが結局計画は頓挫。
しかし、オリンピックの夢をみた猫ひろしは止まらなくなってしまったのですね。
国際試合で好成績を残し始めた頃、2010年12月にアンコールワット国際ハーフマラソンで3位に入賞したのをきっかけにカンボジア側からのオリンピック代表への打診があったそうなんです。
カンボジア政府では猫ひろしの名前を利用しようとしたフシもあるようです。
裏ではいろんな思惑が動いているようですね。
猫ひろしさんも当時かなりパッシングされましたが猫ひろしさんが一番純粋に夢を見ていたのかもしれませんね。
猫ひろしさんは2011年にカンボジア国籍を取得。
ロンドンオリンピック・男子マラソンカンボジア代表を目指しましたが、実績や居住年数などの点で要件を満たしていなかったため、ロンドンオリンピックに出場できなかったのです。
しかし、その後も国籍を日本に戻すことをせずトレーニングを続けていました。
そして、ロンドンオリンピックの後、4年間の間、ずっとカンボジア国内のマラソンで1位をとり続けたそうです。
猫ひろしめでたくリオ・オリンピック出場へ
猫ひろしさんは国際陸上競技連盟が定めるリオ五輪参加標準記録(2時間19分0秒)を満たしていないので本来出場できないのですが、
「その国で陸上の全種目を通じて突破者がいない場合、特例で男女1種目ずつ選手を派遣できる。」
という規定があるそうなのでその貴重な枠をもらっての出場となるようです。
きっかけは「誰かの思いつき」かも知れませんがここまでの道のりは長かったと思います。
そして実現しました。
すごいと思います。
ここまで頑張ったのなら応援したいですね。
結果的にカンボジアの陸上競技の活性化につながれば良いなと思います。
猫ひろしのベストタイムは?
猫ひろしさんの自己最高記録は2時間27分52秒です。
リオ五輪参加標準記録は2時間19分0秒
日本代表の北島寿典(31才)の自己ベストは2時間09分16秒
ちなみにマラソンの世界最高記録は2時間02分57秒
記録だけを比べてみると猫ひろしさんのタイムはまだまだなんですが、本番でどう転ぶかわかりません。
ぜひ上位にくいこんでほしいものです。
猫ひろしのカンボジアでの名前は?
猫ひろしはもちろん芸名です。本名は瀧﨑邦明 。
オリンピックのエントリーは本名の瀧﨑邦明 でしているそうです。
カンボジアでの名前は「チュマールひろし」
チュマールとはカンボジアの言葉で「猫」のこと。
本当にこの名前を使っているのかは不明です。
現在でも仕事のベースは日本で主に舞台や営業で稼いでいるということです。