5月13日に博多で直下型地震という予測が発表された。警固断層帯南東部が危ないらしい。
立命館大学・歴史都市防災研究所の高橋学教授が北九州周辺での大規模地震の可能性を指摘した。
それは5月13日前後だという。
巨大地震までのシナリオ
高橋教授はこれまで昨年12月28日の茨城県北部地震や2月19日の千葉県北東部地震を予測し的中させてきた。
その高橋教授が研究で導き出した巨大地震までの過程は以下のようになっている。
マグニチュード3~4の地震が数回起きる
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それから約60日間の静穏期
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同じところでマグニチュード2~4の地震
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その後半日から3日の間に巨大地震が発生。
これが高橋教授が示す大地震までのパターンである。
これを北九州に当てはめると
3月13日から3月15日にかけて福岡県北西沖で連発地震が起きている
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連発地震が終わった3月15日から60日目が5月13日。
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5月13日前後に福岡県北西部で再びマグニチュード2~4の地震
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その後半日から3日の間に巨大地震が発生。
福岡県北西部の地震は本震の前触れか?
もうすでに5月13日は迫っているので今後福岡県北西部の地震が発生すれば本震の前兆ということだ。
高橋教授によれば地震の規模はマグニチュード5~6以上。
場所は警固断層の南東部が予測され、内陸直下型地震になるという。
高橋教授がこのような予測を発表しているのは人々に注意を喚起し減災につなげたいからだろう。
「地震は予測できない」というのが学会の統一した意見になっているが、少しでも根拠のある予測が出たならば気にかける必要があるのではないだろうか?
外れてもともとである。
この機会に防災グッズの点検、水・食料の備蓄、避難場所を家族で確認するとかしていれば地震に遭わなくてもいずれ役に立つだろう。
東日本大震災のときに乾電池や水、食料の蓄えがあったことでどれだけ助かったことか・・・
万が一の備えとはまさにこのことである。
まずは予測が外れることを期待したい。